葬儀

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パンフレットは「あくまでも見本です」

病院でガックリとうなだれるサチエさん…。

親兄弟はすでになく、子供もいなかったサチエさん夫婦は、二人で寄り添って生きてきました。そんなご主人を亡くされたサチエさんは、心底悲しくて、ポロポロと泣くばかりだった、と言います。

そんなサチエさんに慰めの言葉をかけ、あれこれと気配りしてくれたのは、病院から紹介された葬儀社の人でした。
葬儀社員は
「たいへんでしたね。でも、もう大丈夫ですよ。私共にお任せいただければ、何の心配もいりません」
と、優しく語りかけました。

サチエさんには前もって決めておいた葬儀社があったわけでもなく、心細さも手伝って、すっかりその葬儀社を信用してしまいました。そして、「はい、よろしくお願いします。」と返事をしたのです。

葬儀の打ち合わせの段階で、サチエさんは「あまり親戚もおりませんし、盛大なお式などはとても…。費用もそれほどかけられないんです。」と、話しました。

するとその葬儀社員は、あろうことか「チッ」と舌打ちをしたのです。

そして、「じゃあ、このへんでいいですよね」と言って、パンフレットを取り出し、提示しました。サチエさんは、急変した葬儀社員の態度にムッとしましたが、怒る気力もなかったため、承諾だけして、後は任せてしまいました。

葬儀会場に足を踏み入れた瞬間、サチエさんは驚いてしまいました。葬儀にこんな形容はおかしいのですが、ものすごく絢爛豪華な会場だったからです。もちろん、サチエさんは全く頼んだ覚えがありません。

「いったいどうなっているんですか?」
「お任せいただいたじゃありませんか。」
「パンフレットで提示されたものと、全然、違いますよ。」
「…は?あれは、あくまでも見本ですよ。“このへんで”と言ったんですから、見本通りにするという話はなかったですよね。それに、もう時間がありませんから、これから変更するのは無理です。」

※費用は、払いきれないほどの金額ではなかったそうですが、「儲からない仕事はイヤ!」という葬儀社の魂胆がミエミエです。悲しむ遺族の心を踏みにじるような葬儀社は、たとえ大規模なところであっても、最低の葬儀社だと思ってください。
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