「遺族」とは、亡くなった方の家族のことで、漢字の意味から言うと「故人の死後、遺された家族」ということになります。一般的に言われる遺族の範囲は、故人が未婚の場合、親、兄弟姉妹、既婚であれば配偶者、子供、孫、配偶者の家族となります。
仏教では、遺族は忌が明けるまで喪に服し、故人の追善供養を行ないますが、忌服期間は亡くなった日から一年とされています。
忌服期間に遺族が控えることは、 結婚式などの慶事に出席することや、神社に参拝することなどです。お正月にも初詣はせず、門松、鏡餅などの飾りつけ、おせち料理や年始まわり等も控えます。
年賀状も出しませんので、あらかじめ喪中欠礼のハガキを出しておきますが、親しい間柄であれば、ただでさえ寂しいお正月を迎えている遺族の方へ、寒中御見舞いといった形でいたわりの言葉を伝えるのも良いかもしれません。
また、法律によって遺族の考え方も変わってきて、恩給法では故人の配偶者、子供、父母、祖父母、兄弟姉妹ですが、労働基準法では、労働者の死亡当時にその収入によって生計を維持していた内縁を含む配偶者が加わります。

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