地球環境が問題となっている昨今、葬儀業界でも“地球にやさしい葬儀”が取り上げられるようになりました。
葬儀の中でエコ対策ができるものは無いか…と考え、取り組みの一環としてすすめられているのが、紙製の「エコ棺」です。
棺といえば木製のイメージですが、皆さんもご存知のとおり、私たち人間が原因となって、地球上から森林が減少しつつあります。ふだん私たちが何気なく使い捨てている割り箸でさえも、もとをたどれば貴重な森林だったのです。
日本は火葬率がほぼ100%ですが、紙製の棺の燃焼時間はおよそ10分のため、排ガスも木製と比較すると三分の一程度となります。紙も木材から作られるのですが、木製にくらべて消費量は少なくて済みます。
「紙製の棺」というとダンボール箱のようなものをイメージされるかもしれませんが、そんな事はありません。布で覆われていますので、一見して紙製とは分からないと思われます。
費用のほうは、木製より少々高めになっていますが、これは売上の一部が森林再生事業のために寄付されるためです。このようなエコの趣旨に賛同してくれる人や企業が増えてくれば、棺以外のエコ製品の開発がもっとすすんでくると思います。
私たち人間も地球の一部ですから、やはり、どんなときでも地球に優しくありたいものですね。

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