法事が終わってから、僧侶や参会者をもてなすための食事、会食の席を、お斎(おとき)と言います。
お斎を行なわない場合は、折り詰めにした料理を用意して持ち帰っていただきますが、引き出物や、酒、菓子折りを一緒にお渡しする等、地域によってさまざまです。
法事を自宅や寺院などでおこない、そのあと移動して、レストランや料亭などで会食するケースが多くなり、本来のお斎の意味からすると、料理の内容はだいぶ変わったものとなってきました。
お斎とは、もともと“不殺生”という戒律を守って作られた寺院の食事のことを言います。“不殺生”は、命を奪わないということですので、肉や魚を使った料理が出されることはありませんでした。現在でも厳しい修行を続け、戒律を守る僧はこのような食事をしていますが、酒は禁じられていますし、分量も余ることがないように少なめです。修行僧と同じようにはいきませんが、あくまでもメインとなるのは法事ですので、飲食ばかりに気をとられないようにしたいものです。

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