神仏や先祖の霊など、信仰の対象となるものに供えられる物を「供物」と言います。
信仰の対象となる宗教、宗派によって供えられる物は違いますが、仏教では「香・花・水・灯明・飲食」がお供えの基本となります。
香はお線香やお香、花は生花のことで造花はお供えしません。灯明はロウソクに火を灯すこと、あとは水と飲食(おんじき)となります。飲食(おんじき)とは、菓子、果物などの食べ物をお供えすることで、なまぐさ物は避けます。
仏様にお供えするご飯を仏飯(ぶっぱん)といい、炊きたてのご飯を“仏飯器”に盛り付け、一番先に仏様にお供えするものです。仏飯は特に大切に考えられていますので、朝以外でも、ご飯を炊いたときには仏飯をお供えしましょう。
仏壇から下げられた仏飯は、昔は庭に撒いて鳥に与えていて、これも“施餓鬼”という施しの供養となったのです。(もちろん、私たちも仏飯のおさがりをいただきます)
お供えしたものは、“仏様のお恵み”として、私たちが感謝していただきます。

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