亡くなった当日から数えて七日目を「初七日」と言い、その日に営まれる法要を「初七日法要」といいます。
人の魂は、七日ごとに七回の審判を受け、次の世界へと生まれ変わるとされていますが、故人が善い世界へ生まれ変わることを祈り、この世に生きている私たちが営むのが「法要」で、初七日は、死後はじめての法要となります。
「初七日」には、故人が“三途の川”を渡るとされ、“三途”とは、橋を渡ってむこう岸(あの世)へとたどり着くための、橋を渡る、浅瀬を渡る、深い所を難儀して渡る、の三種類の方法を示しているのです。
初七日の法要は、故人が橋を渡ってあの世へと向かうことを祈り、行なうものです。生前の行いによって、川をわたる方法が決まるのですが、僧侶の読経や生きている者の功徳を、故人へと回向して、故人が橋を渡れるように願うのです。
二人一組になってお骨をひろいあげる「箸渡し」も、無事に橋をわたってあの世へ渡ることを祈っておこなうものです。
葬儀・告別式のときには、既に亡くなってから3~4日が過ぎていますから、初七日の法要には、葬儀に参列した3日後ぐらいに再び集まってもらうようになります。
そういったことから、現在では葬儀・告別式の当日、「繰上げ法要」といった形で行なわれるのが一般的で、式の終了後、参列者や関係者の労をねぎらい、御礼の意をこめて食事をふるまいます。

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