「真言宗」は、空海(くうかい)を開祖とし、大日如来をご本尊とする宗派で、「真言密教」とも言い、分派が多いことも特徴です。
空海は中国へ留学して「密教」の実践を学び、日本へ帰国したのち、真言宗を開きました。
真言宗では、密教の修行を実践することによって、誰でもただちに仏になれるという「即身成仏」を教義としています。
また、密教の修行は「身口意の三密修行」と呼ばれ、三密とは「身密…身体の修行、口密…言葉の修行、意密…心の修行」の、三つのことを言います。
位牌の戒名の上に刻む梵字は「ア」ですが、これは故人の霊が大日如来をあらわすもので、墓石にもつかわれています。
白木位牌のときには、上に「新円寂」、いちばん下に「霊位」とつきます。
仏壇の祀りかたは、中央にご本尊である大日如来を、左右には各分派によって弘法大師、輿教大師、不動明王、勧世音菩薩、地蔵菩薩をおまつりし、日常のおつとめには、「南無大師遍照金剛」を唱えます。

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