大昔、まだ人間が宗教を持たなかった頃から、死者に花を手向ける習慣があったようです。そういったところから考えると、故人が好きだった生花でお見送りをする葬儀は、人間の本能にそった弔いかたなのかもしれません。
「生花祭壇」とは、白木祭壇を使用せず、遺影を中心として生花をアレジメントするもので、宗教色があまり感じさせないもが多いようです。そのため、ホテル葬や社葬にもよく使われますが、アットホームな家族葬、特に女性に希望者が多いようです。
生花祭壇のメリットは、その人らしい、オリジナルな葬儀が行なえるという点です。また、祭壇を設置しないので、自宅等で葬儀を行なう場合でも、お柩を置くスペースさえあれば、花に囲まれた葬儀を行なうことができるのです。費用の点でも生花の価格を主として計算するので、明細がわかりやすくなっています。
生花祭壇は、家族葬のような少人数のものから大規模な社葬まで対応が可能で、故人の好きだった花で統一することもありますし、故人が愛した風景を、花を使って再現する大掛かりなものもあります。

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