「仏壇に供えたロウソクの火を、フッと息を吹きかけて消してはいけません」という話を聞いたことがありませんか?
神仏に供える火のことを「灯明」といって、その火はきよらかな“浄火”であることから、人間の息を吹きかけるのは非礼にあたる、という理由から言われるものです。
灯明の光は「智慧」をあらわすとされ、火立て(ロウソク立て)、香炉、花立(花瓶)の3つは、「三具足」と言って、仏教の基本的な仏具となっています。
仏壇に灯明を供えるのは、灯明の光が、旅を続ける死者の魂を浄土へと導くと考えられているためです。
また、灯明を一対(2つで1組)とするのは、ひとつはお釈迦様の教え、もうひとつは自分自身をあらわす、という意味とされています。
仏壇に季節の花を供えて、ロウソクに火を灯し、線香をあげる…日課としている方も多いと思われますが、心配なのが火の後始末です。今ではLEDを採用した火を使わないロウソクがありますので、これを使えば安心です。老人ホーム等では火気厳禁としている所も多いのですが、こういったもの利用して、日々の礼拝、供養を続けていきたいものです。

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