亡くなってから、ちょうど100日めにあたる日が「百か日」で、正確には「百か日忌」と言い、「卒哭忌」とも言われています。以前はこの日にも法要を営んだものでしたが、現代では身内だけの供養か、お墓参りをすることが多いようです。
百か日のお墓参り供養は、土葬が主流だった頃の名残だと言われています。
土葬は、遺体を納めた棺をそのまま埋葬するもので、その上に石を置いていたのですが、棺が腐りはじめると、中に土が入ってくるので表面が沈んできます。すると、上に置いた石も傾いたり、ずれたりしてくるのですが、そういった現象が落ち着くまで、およそ100日かかるということです。遺族はこの頃にお墓に行って、石をしっかりと置き直し、供養をしていたのです。
火葬が主流となった現代の「百か日」では、遺族の悲しい気持ちに区切りをつける「卒哭忌」の意味あいが強いのではないでしょうか。
「哭」は泣き叫ぶこと、「卒」はやめること、お終いにすることですから、泣き暮らす生活に心のふんぎりをつけて、あらたな生活のスタートをきる日、ということになります。この日は盛大な法要は営まずに、遺族だけで故人の供養を行ないます。

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