「湯灌の儀」とは、お棺に納める前に、亡くなった人の体を湯水で洗い清める儀式のことです。
あの世への旅立ちを前にした故人のために、この世での疲れや苦しみをと洗い流すためのもので、来世での生まれ変わりの準備とも言われています。
こういった宗教的な意味の他にも、病院での療養生活が長く、お風呂に入れなかった方に、最後にお風呂でサッパリとさせてあげたい、といった家族の思いから行なわれるものですので、宗派を問うものではありません。
昔の湯灌は、タライを用いて家族の手で行なわれていましたが、現在では、湯灌専門業者が特殊車両で訪れ、専属スタッフの手によって執り行われます。
湯灌を希望する場合、葬儀社から業者に連絡しますが、費用としては10~15万円位になります。
湯灌の内容は、体全体の洗浄、洗髪、洗顔、顔剃り、ひげ剃り、整髪、爪きり等の後、女性には薄化粧を施し、着替えをして旅立ちへの準備を整えます。
家族は、この世で故人に行なうことができる最後のお手伝いとして、出来るだけスタッフと共に湯灌の儀に参加してください。

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